DB CLI のセットアップ (Fedora / RHEL 系)

スキーマ比較・スキーマ同期はアプリ本体だけで動作します。
各 DB の公式 CLI が必要になるのは、バックアップと復元、それと bcp を経由する SQL Server の一部のデータ同期だけです。

実際に接続する DB のぶんだけインストールすれば十分です。
SQLite は追加ソフトなしで動作します。

Ubuntu / Debian 系の手順を見る → · その他のディストリビューション →

環境変数 PATH の編集は不要

インストール後にコマンドが自動検出されない場合でも、OS の環境変数 PATH を編集する必要はありません。
代わりに DiffyPick の設定画面の「DB CLI のパス」で実行ファイルを直接指定できます。
以下の各項目に、指定するパスを添えています。

各パスの隣にある動作確認ボタンで、その場で疎通を確認できます。

推奨バージョン

これより古いバージョンでも動作することがありますが、サポート対象外です。
実行に失敗した場合は、エラーに旧バージョンである旨の警告が表示されます。

データベースコマンド推奨
PostgreSQLpg_dump / psql17 以降
MySQLmysqldump / mysql8 以降
MariaDBmariadb-dump / mariadb10.5 以降
SQL Serversqlcmd / bcp18 以降
SQL Serversqlpackage162 以降

インストール手順

コマンドは dnf を使います。
パッケージ名は最近の Fedora と RHEL 8 以降を前提としており、AlmaLinux や Rocky Linux などの互換ディストリビューションも同じ手順で導入できます。

PostgreSQL — pg_dump / psql

sudo dnf install postgresql

クライアントツールのみが入ります (サーバーは postgresql-server)。
pg_dump は接続先サーバーと同じかそれ以上のバージョンが必要です。
ディストリビューション標準のバージョンが古い場合は、公式の PGDG リポジトリからサーバーに合うバージョンを導入してください。

PostgreSQL downloads for Linux ↗

ツールは /usr/bin に入り、通常は自動検出されます。
されない場合は次のパスを指定します。

/usr/bin/pg_dump
/usr/bin/psql

MySQL — mysqldump / mysql

sudo dnf install mysql

クライアントツールのみが入ります (Fedora では community-mysql パッケージが選ばれます)。
通常は自動検出されます。
されない場合は次のパスを指定します。

/usr/bin/mysqldump
/usr/bin/mysql

MariaDB — mariadb-dump / mariadb

sudo dnf install mariadb

クライアントツールのみが入ります (サーバーは mariadb-server)。
通常は自動検出されます。
されない場合は次のパスを指定します。

/usr/bin/mariadb-dump
/usr/bin/mariadb

SQL Server — sqlcmd / bcp

curl -fsSL https://packages.microsoft.com/config/rhel/9/prod.repo | sudo tee /etc/yum.repos.d/mssql-release.repo
sudo ACCEPT_EULA=Y dnf install msodbcsql18 mssql-tools18

Microsoft 公式のパッケージリポジトリを追加し、ODBC ドライバー 18 とバージョン 18 のコマンドラインツールをインストールします。
RHEL 8 は URL を rhel/8 に読み替えてください。
Fedora は RHEL 9 用リポジトリで動作します。

Linux への sqlcmd / bcp のインストール (Microsoft Learn) ↗

ツールは PATH に追加されません。
設定画面には次のパスを指定します。

/opt/mssql-tools18/bin/sqlcmd
/opt/mssql-tools18/bin/bcp

SQL Server — sqlpackage

sudo dnf install dotnet-sdk-8.0
dotnet tool install -g microsoft.sqlpackage

標準リポジトリから .NET SDK を導入してから、公式の配布経路である dotnet tool でインストールします。
設定画面には次のパスを指定します。

~/.dotnet/tools/sqlpackage

セットアップ後にうまく動作しない場合は、トラブルシューティングのページをご確認ください。トラブルシューティングを開く