DB CLI のセットアップ (Windows)
スキーマ比較・スキーマ同期はアプリ本体だけで動作します。
各 DB の公式 CLI が必要になるのは、バックアップと復元、それと bcp を経由する SQL Server の一部のデータ同期だけです。
実際に接続する DB のぶんだけインストールすれば十分です。
SQLite は追加ソフトなしで動作します。
環境変数 PATH の編集は不要
インストール後にコマンドが自動検出されない場合でも、OS の環境変数 PATH を編集する必要はありません。
代わりに DiffyPick の設定画面の「DB CLI のパス」で実行ファイルを直接指定できます。
以下の各項目に、指定するパスを添えています。
各パスの隣にある動作確認ボタンで、その場で疎通を確認できます。
推奨バージョン
これより古いバージョンでも動作することがありますが、サポート対象外です。
実行に失敗した場合は、エラーに旧バージョンである旨の警告が表示されます。
| データベース | コマンド | 推奨 |
|---|---|---|
| PostgreSQL | pg_dump / psql | 17 以降 |
| MySQL | mysqldump / mysql | 8 以降 |
| MariaDB | mariadb-dump / mariadb | 10.5 以降 |
| SQL Server | sqlcmd / bcp | 18 以降 |
| SQL Server | sqlpackage | 162 以降 |
インストール手順
コマンドは Windows 10 以降に標準搭載のパッケージマネージャー winget を使い、PowerShell またはコマンドプロンプトで実行します。
インストール先にバージョン番号を含むものは、設定画面に指定するパスを導入したバージョンに読み替えてください。
PostgreSQL — pg_dump / psql
winget install --id PostgreSQL.PostgreSQL.17 -e --override "--mode unattended --unattendedmodeui none --disable-components server,pgAdmin,stackbuilder"公式 (EDB) のインストーラーを、コマンドラインツールだけを選択した状態で実行します。
サーバーや常駐サービスは入りません。
サーバーも入れたい場合は --override 以降を外して実行してください。
設定画面には次のパスを指定します。
C:\Program Files\PostgreSQL\17\bin\pg_dump.exe
C:\Program Files\PostgreSQL\17\bin\psql.exeMySQL — mysqldump / mysql
winget のパッケージはインストーラーの取得までしか進まないため、公式サイトから MSI をダウンロードするのが早道です。
MySQL Community Server をインストールすると、クライアント CLI も bin フォルダーに入ります。
CLI の利用だけなら、インストール後の構成ツール (MySQL Configurator) は実行しなくて構いません。
MySQL Community Server ダウンロード ↗
設定画面には次のパスを指定します (バージョンは読み替え)。
C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 9.0\bin\mysqldump.exe
C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 9.0\bin\mysql.exeMariaDB — mariadb-dump / mariadb
winget install --id MariaDB.Server -eサーバー同梱の MSI ですが、クライアント CLI が既定で含まれます。
設定画面には次のパスを指定します (バージョンは読み替え)。
C:\Program Files\MariaDB 12.2\bin\mariadb-dump.exe
C:\Program Files\MariaDB 12.2\bin\mariadb.exeSQL Server — sqlcmd / bcp
winget install --id Microsoft.msodbcsql.18 -e前提の ODBC Driver 18 を上のコマンドで入れたら、Microsoft 公式ページから「Microsoft Command Line Utilities for SQL Server」の MSI (x64) をダウンロードしてインストールします。
sqlcmd と bcp の両方が入ります。
bcp ユーティリティのダウンロード (Microsoft Learn) ↗
旧版の「Command Line Utilities 15」と、winget で入る Go 版 sqlcmd (バージョン 1 系、bcp なし) では動作しません。
インストール後に bcp -v でバージョンが 18 以降であることを確認してください。
設定画面には次のパスを指定します。
C:\Program Files\Microsoft SQL Server\Client SDK\ODBC\180\Tools\Binn\sqlcmd.exe
C:\Program Files\Microsoft SQL Server\Client SDK\ODBC\180\Tools\Binn\bcp.exeSQL Server — sqlpackage
winget install --id Microsoft.DotNet.SDK.8 -e
dotnet tool install -g microsoft.sqlpackage.NET SDK を導入してから、公式の配布経路である dotnet tool でインストールします。
SDK の導入後は、新しいターミナルを開いてから2行目を実行してください。
設定画面には次のパスを指定します。
%USERPROFILE%\.dotnet\tools\sqlpackage.exeセットアップ後にうまく動作しない場合は、トラブルシューティングのページをご確認ください。トラブルシューティングを開く