DB CLI のセットアップ (macOS)
スキーマ比較・スキーマ同期はアプリ本体だけで動作します。
各 DB の公式 CLI が必要になるのは、バックアップと復元、それと bcp を経由する SQL Server の一部のデータ同期だけです。
実際に接続する DB のぶんだけインストールすれば十分です。
SQLite は追加ソフトなしで動作します。
環境変数 PATH の編集は不要
インストール後にコマンドが自動検出されない場合でも、OS の環境変数 PATH を編集する必要はありません。
代わりに DiffyPick の設定画面の「DB CLI のパス」で実行ファイルを直接指定できます。
以下の各項目に、指定するパスを添えています。
各パスの隣にある動作確認ボタンで、その場で疎通を確認できます。
推奨バージョン
これより古いバージョンでも動作することがありますが、サポート対象外です。
実行に失敗した場合は、エラーに旧バージョンである旨の警告が表示されます。
| データベース | コマンド | 推奨 |
|---|---|---|
| PostgreSQL | pg_dump / psql | 17 以降 |
| MySQL | mysqldump / mysql | 8 以降 |
| MariaDB | mariadb-dump / mariadb | 10.5 以降 |
| SQL Server | sqlcmd / bcp | 18 以降 |
| SQL Server | sqlpackage | 162 以降 |
インストール手順
インストールはすべて Homebrew で行います。
未導入の場合は、公式サイトの1行コマンドで導入できます。
パスは Apple Silicon の標準構成 (/opt/homebrew) を前提にしています。
Intel Mac では /usr/local に読み替えてください。
PostgreSQL — pg_dump / psql
brew install libpqサーバー本体を含まないクライアント専用パッケージです。
pg_dump は後方互換のため、最新版でどのバージョンのサーバーもダンプできます。
libpq は Homebrew の仕様 (keg-only) で環境変数 PATH には入りません。
DiffyPick で使うだけなら、設定画面に次のパスを指定するのが最短です。
/opt/homebrew/opt/libpq/bin/pg_dump
/opt/homebrew/opt/libpq/bin/psqlMySQL — mysqldump / mysql
brew install mysql-clientクライアント専用パッケージです (こちらも keg-only)。
設定画面には次のパスを指定します。
/opt/homebrew/opt/mysql-client/bin/mysqldump
/opt/homebrew/opt/mysql-client/bin/mysqlMariaDB — mariadb-dump / mariadb
brew install mariadbHomebrew にはクライアント専用の MariaDB パッケージがないため、サーバー同梱版を使います。
サーバーを起動する必要はなく、CLI はそのまま使えます。
コマンドは /opt/homebrew/bin に入るため、多くの場合自動検出されます。
見つからない場合は次のパスを指定してください。
/opt/homebrew/bin/mariadb-dump
/opt/homebrew/bin/mariadbSQL Server — sqlcmd / bcp
brew tap microsoft/mssql-release
HOMEBREW_ACCEPT_EULA=Y brew install msodbcsql18 mssql-tools18Microsoft 公式のタップから、ODBC ドライバーと 18 系のコマンドラインツールをインストールします。
初回はタップを信頼するかの確認を求められることがあります。
設定画面には次のパスを指定します。
/opt/homebrew/opt/mssql-tools18/bin/sqlcmd
/opt/homebrew/opt/mssql-tools18/bin/bcpSQL Server — sqlpackage
brew install --cask dotnet-sdk
dotnet tool install -g microsoft.sqlpackage.NET SDK を導入してから、公式の配布経路である dotnet tool でインストールします。
.NET SDK (8 以降) が導入済みなら2行目だけで完了します。
設定画面には次のパスを指定します。
~/.dotnet/tools/sqlpackageセットアップ後にうまく動作しない場合は、トラブルシューティングのページをご確認ください。トラブルシューティングを開く